プログラムノート(10/30 スイングホール)

2016年10月23日(日)

メンデルスゾーン
ピアノ三重奏曲 第2番 作品66 第1楽章

フェリックス・メンデルスゾーン(1809~1847)は、ドイツの作曲家です。
いくつかの有名な作品があります。
ヴァイオリン協奏曲
無言歌集(春の歌など)
ロンドカプリチオーソ
厳格な変奏曲

また、バッハのマタイ受難曲を復活させたことも、大きな功績として知られています。

メンデルスゾーン自身も幼い頃から神童として注目され、優れた作品も数多くあります。しかしながら、ユダヤ人の家系を持つということで、生前から死後にわたって、大なり小なり迫害を受けてきたようです。こうした背景から、過小評価されたり、メンデルスゾーンの作品が排除されたこともありました。現在は、その価値が少しずつ見直され、比較的無名な作品も積極的に演奏されるようになりました。

私も、メンデルスゾーンの音楽は、気品があって正統な響きが大好きです。

今回演奏いたしますピアノトリオの2番は、メンデルスゾーンが36歳のときに作曲されました。メンデルスゾーンは38歳という若さで亡くなっていますから、晩年の曲に分類されます。
1番の方が演奏される機会が多い(こちらも良い曲!)のですが、2番はさらに深みが増した曲となっています。
私は個人的にこの曲にバッハ、ベートーヴェンへのオマージュ的なものを強く感じます。1楽章は、厳格な感じだったり展開の仕方がベートーヴェン的であると感じますし、4楽章のコラールはバッハのものを引用したとかしないとか?言われてますが、クライマックスに向けて繰り返されるコラールは本当に感動的で、バッハや音楽そのものに対する崇拝のような気がしてなりません。

1楽章は、情熱を秘めたようなちょっと不気味な感じの第1主題、対してのびのび晴れ晴れとした第2主題。これら用いて、極めてエネルギッシュに、時々うっとりしながら展開し、コーダは更に力強く締めくくられます。

今回は1楽章しか演奏できませんが、みなさんにはこの名曲をぜひ全楽章聴いてほしいなと思っています。
ステップの特性上タイムオーバーするとカットされてしまいます。カットされないようにできるだけ急いで(?)弾きたいと思いますが、もし叶わなかった時には悪しからず。
前日リハがあるのですが、なんとたったの15分(通して11分の曲)ということが判明しまして、ちょっと焦っておりますが。笑。
聴いてくださる方に楽しんでいただけるように、精一杯の演奏がしたいです。
ステップってどんな感じかな?とご興味のある方も、どしどし聴きに来てください。
入場無料です。

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  藤田 尚子
(ふじた なおこ)
教室住所
東京都武蔵野市境1丁目25-19
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現在、武蔵野市 境1丁目・3丁目・5丁目・境南町・御殿山・関前・西久保・桜堤・吉祥寺北町・三鷹市 上連雀・井口・野崎・西東京市 新町 より生徒さんが通われています。
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